デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「相馬芳枝」の解説 相馬芳枝 そうま-よしえ 1942- 昭和後期-平成時代の有機化学者。昭和17年1月8日生まれ。昭和40年通産省工業技術院大阪工業技術試験所に入所。カリフォルニア大博士研究員をへて,平成元年大阪工業技術試験所機能応用化学部水素化学研究室長。5年大阪工業技術試験所エネルギー・環境材料合成化学研究室長。9年神戸大教授。のち神戸大特別顧問。銅カルボニル触媒などを発見して触媒化学の発展に貢献し,昭和61年猿橋賞,平成20年日本化学会フェロー。23年国連が定めた「世界化学年」にちなみ,優れた女性化学者に国際学術機関が贈る女性化学賞を受賞。大阪府出身。神戸大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例