デジタル大辞泉 「眉根掻く」の意味・読み・例文・類語 眉根まよね掻か・く 眉がかゆくて掻く。恋しい人に会える前兆とされた。まゆねかく。「月立ちてただ三日月の―・き日け長く恋ひし君に逢へるかも」〈万・九九三〉 眉根まゆね掻か・く 「まよねかく」に同じ。「―・き紐とき垂れて待ためやもしゑや今宵と言ひてしものを」〈久安百首〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「眉根掻く」の意味・読み・例文・類語 まよね【眉根】 掻(か)く =まゆね(眉根)掻く[初出の実例]「月立ちてただ三日月の眉根掻(まよねかき)け長く恋ひし君に逢へるかも」(出典:万葉集(8C後)六・九九三) まゆね【眉根】 掻(か)く 眉がかゆくて掻く。恋しい人に会える前兆であるとされた。まよね掻く。[初出の実例]「まゆねかき紐とき垂れて待ためやもしゑや今夜といひてし物を〈藤原隆季〉」(出典:久安百首(1153)恋上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例