看視(読み)カンシ

デジタル大辞泉 「看視」の意味・読み・例文・類語

かん‐し【看視】

[名](スル)気をつけて見ること。
葉子自分の眼で二人を―して」〈有島或る女

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「看視」の意味・読み・例文・類語

かん‐し【看視】

  1. 〘 名詞 〙 みつめること。注意して見守ること。また、特に、展覧会場等で、出品物に異常がおこらないか見張りをする役。
    1. [初出の実例]「双眸嬌を含んで看視乱れず」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android