看視(読み)カンシ

デジタル大辞泉 「看視」の意味・読み・例文・類語

かん‐し【看視】

[名](スル)気をつけて見ること。
葉子自分の眼で二人を―して」〈有島或る女

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精選版 日本国語大辞典 「看視」の意味・読み・例文・類語

かん‐し【看視】

  1. 〘 名詞 〙 みつめること。注意して見守ること。また、特に、展覧会場等で、出品物に異常がおこらないか見張りをする役。
    1. [初出の実例]「双眸嬌を含んで看視乱れず」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉六)

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