看貫秤(読み)カンカンバカリ

デジタル大辞泉 「看貫秤」の意味・読み・例文・類語

かんかん‐ばかり〔カンクワン‐〕【看貫×秤】

台秤だいばかりのこと。看貫の際に用いられたのでいう。

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精選版 日本国語大辞典 「看貫秤」の意味・読み・例文・類語

かんかん‐ばかりカンクヮン‥【看貫秤】

  1. 〘 名詞 〙 台秤さお秤などの俗称。古くは看貫のときに用いた、西洋から渡来した台秤をいったが、のち、さお秤などをもさすようになった。かんかん。
    1. [初出の実例]「大きいかんかん秤りが、隅っこにおかれてゐる」(出典:播州平野(1946‐47)〈宮本百合子〉七)

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