精選版 日本国語大辞典 「真名井」の意味・読み・例文・類語 まな‐い‥ゐ【真名井・真奈井】 [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 「まな」は接頭語 ) 井の美称。[初出の実例]「素戔嗚尊の十握劔を素取り、打折って三段に為し、天真名井(まなゐ)に濯ぎ」(出典:日本書紀(720)神代上)[ 2 ] 丹後国丹波(たにわ)郡(京都府中郡)の比治の里(峰山町鱒留・久次付近)にあったと伝えられる泉の名。[初出の実例]「丹波国比治の真奈井に坐我御饌都神」(出典:止由気宮儀式帳(804)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例