真小薦(読み)マオゴモ

デジタル大辞泉 「真小薦」の意味・読み・例文・類語

まお‐ごも〔まを‐〕【真小薦】

こも。一説に、カラムシで作ったこも。
人言ひとごとの繁きによりて―のおやじ枕ははまかじやも」〈・三四六四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「真小薦」の意味・読み・例文・類語

まお‐ごもまを‥【真小薦】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ま」「お」は、ともに接頭語 ) 「こも(薦)」のこと。一説に、「お」は「麻」で、カラムシを編んでつくったこもむしろ。
    1. [初出の実例]「人言の繁きによりて麻乎其母(マヲゴモ)の同(おや)じ枕は我(わ)は纏(ま)かじやも」(出典万葉集(8C後)一四・三四六四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む