真木渓谷(読み)まきけいこく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「真木渓谷」の意味・わかりやすい解説

真木渓谷
まきけいこく

秋田県中東部、大仙市(だいせんし)太田町にある渓谷。岩手県境の奥羽山脈甲(かぶと)山(1012メートル)を源に西流する斎内川(さいないがわ)上流にあり、50~100メートルに及ぶ深い渓谷が7キロメートルも続く。周囲にはスギネズコキタゴヨウヒバアカマツ針葉樹サワグルミなどの広葉樹が混生し、大小の滝もある。真木真昼県立自然公園の一中心。

[宮崎禮次郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む