日本大百科全書(ニッポニカ) 「真木渓谷」の意味・わかりやすい解説 真木渓谷まきけいこく 秋田県中東部、大仙市(だいせんし)太田町にある渓谷。岩手県境の奥羽山脈甲(かぶと)山(1012メートル)を源に西流する斎内川(さいないがわ)上流にあり、50~100メートルに及ぶ深い渓谷が7キロメートルも続く。周囲にはスギ、ネズコ、キタゴヨウ、ヒバ、アカマツの針葉樹やサワグルミなどの広葉樹が混生し、大小の滝もある。真木真昼県立自然公園の一中心。[宮崎禮次郎] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例