デジタル大辞泉 「真櫂」の意味・読み・例文・類語 ま‐かい【真×櫂】 船の両舷にそろった櫂。また一説に、櫂の美称。「布勢ふせの海に小舟をぶねつら並なめ―掛けい漕ぎ巡れば」〈万・四一八七〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「真櫂」の意味・読み・例文・類語 ま‐かい【真櫂】 〘 名詞 〙 船の左右両側にとりつけた櫂。一説に、櫂の美称。[初出の実例]「さ丹塗りの 小舟もがも 玉纏きの 真可伊(まカイ)もがも」(出典:万葉集(8C後)八・一五二〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例