真砂地(読み)マナゴツチ

デジタル大辞泉 「真砂地」の意味・読み・例文・類語

まなご‐つち【地】

こまかい砂の土地砂地。まなごじ
「紫の名高なたかの浦の―袖のみ触れて寝ずかなりなむ」〈・一三九二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「真砂地」の意味・読み・例文・類語

まなご‐つち【真砂地】

〘名〙 真砂のある土地。砂地。まなごじ。
万葉(8C後)七・一三九二「紫の名高の浦の愛子地(まなごつち)袖のみ触れて寝ずかなりなむ」

まさご‐じ ‥ヂ【真砂地】

〘名〙 砂浜。砂地。
※名所百首(1215)恋「うつ浪のたかしの浜の砂地においける松のねこそあだなれ〈藤原家隆〉」

まなご‐じ ‥ヂ【真砂地】

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