真聖王(読み)しんせいおう(その他表記)Chin-sǒng-wang

改訂新版 世界大百科事典 「真聖王」の意味・わかりやすい解説

真聖王 (しんせいおう)
Chin-sǒng-wang

古代朝鮮,新羅の女王。生没年不詳。在位887-897年。姓は金,諱(いみな)は,曼,垣。景文王の娘,定康王の妹。新羅末期,各地に農民が蜂起し群雄の割拠する状態となった。女王は華美な宮廷生活をやめず,889年,酷税から沙伐州(尚州)で元宗,哀奴らが反乱北方からは梁吉弓裔(きゆうえい)が結託して迫り(891),南西方には甄萱(しんけん)が自立(892),96年には赤袴賊が王京(慶州)を脅かした。このころ王命によって郷歌集《三代目》が編まれ,崔致遠ら渡唐留学生の帰国者も多い。
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