真苑雑物(読み)まそのの さいもち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「真苑雑物」の解説

真苑雑物 まそのの-さいもち

?-? 平安時代前期の官吏
もと孝成と名のる興福寺の僧。法相(ほっそう)宗の教義通じ,弘仁(こうにん)6年(815)天台僧光定(こうじょう)と宮中対論した。13年従五位下となり,玉作の氏をあらため真苑宿禰(すくね)の氏をあたえられた。承和(じょうわ)元年(834)従五位上に昇進し因幡守(いなばのかみ)となる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android