着力点(読み)ちゃくりょくてん(英語表記)point of application of force

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

物体内で力が作用する点。作用点ともいう。剛体に働く力を平行移動して着力点を動かすことができるとき,剛体に及ぼす効果を変えないためには,次のように偶力を付加しなければならない。すなわち,剛体の点A に作用する力 f は,点A に作用する力 -f との対がつくる偶力,および点B に作用する力 f と同等である。この偶力のモーメント n は,点B に関してもとの力 f がもつモーメント rAB×f に等しい。ただし,rAB である。特に,点B がもとの力の作用線上にあるときは偶力がゼロとなるから,点A に作用する力を作用線上の点B にそのままずらしても,剛体に及ぼす効果は変らない。これを作用線の定理という。

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