作用線(読み)サヨウセン(その他表記)line of action

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精選版 日本国語大辞典 「作用線」の意味・読み・例文・類語

さよう‐せん【作用線】

  1. 〘 名詞 〙 力が物体の一点に働く時、その力の着力点を通り、力の方向に引いた直線。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「作用線」の意味・わかりやすい解説

作用線
さようせん
line of action

着力点を通って力の方向に引いた直線。剛体に働く力は着力点を作用線上のどこへ動かしても,剛体に及ぼす効果は変らない。これを作用線の定理といい,これを満足するベクトルを一般に滑りベクトルという。

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