作用線(読み)サヨウセン(その他表記)line of action

デジタル大辞泉 「作用線」の意味・読み・例文・類語

さよう‐せん【作用線】

力が物体に作用するとき、作用点を通って、力の方向に引いた直線

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「作用線」の意味・読み・例文・類語

さよう‐せん【作用線】

  1. 〘 名詞 〙 力が物体の一点に働く時、その力の着力点を通り、力の方向に引いた直線。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「作用線」の意味・わかりやすい解説

作用線
さようせん
line of action

着力点を通って力の方向に引いた直線。剛体に働く力は着力点を作用線上のどこへ動かしても,剛体に及ぼす効果は変らない。これを作用線の定理といい,これを満足するベクトルを一般に滑りベクトルという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android