デジタル大辞泉 「着流す」の意味・読み・例文・類語 き‐なが・す【着流す】 [動サ五(四)]羽織や袴はかまをつけずに和服を着る。また、着物を無造作に着る。「荒い縞の着物をぞろりと―・して」〈漱石・明暗〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「着流す」の意味・読み・例文・類語 き‐なが・す【着流】 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① 衣装などをだらりと身につける。[初出の実例]「小桜縅、綿上高に着流し」(出典:浄瑠璃・門出八島(1689頃)役所尽し)② 羽織、袴(はかま)をつけないで、着物を着る。改まらない気楽な服装をする。[初出の実例]「宅に居ると着流して御坐るから」(出典:落語・粗忽の使者(1891)〈三代目三遊亭円遊〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例