睨み合す(読み)ニラミアワス

デジタル大辞泉 「睨み合す」の意味・読み・例文・類語

にらみ‐あわ・す〔‐あはす〕【×睨み合(わ)す】

[動サ五(四)]にらみ合わせる」に同じ。
「眼と眼を―・した」〈二葉亭浮雲

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精選版 日本国語大辞典 「睨み合す」の意味・読み・例文・類語

にらみ‐あわ・す‥あはす【睨合】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 互いににらむ。また、あれこれと比較・参照して考え合わせる。
    1. [初出の実例]「文三はグット視下ろす、昇は視上げる、眼と眼を疾視合(ニラミア)はした、何だか異(おつ)塩梅で」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙にらみあわせる(睨合)

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