睽離(読み)けいり

精選版 日本国語大辞典 「睽離」の意味・読み・例文・類語

けい‐り【&JISF6A9;離】

  1. 〘 名詞 〙 互いにわかれわかれになること。また、そむき離れること。
    1. [初出の実例]「我与故人縁已了。今朝何更惜睽離」(出典空華集(1359‐68頃)一・和挽朴復初)
    2. [その他の文献]〔韓愈・孟郊‐納涼聯句〕

き‐り【&JISF6A9;離】

  1. 〘 名詞 〙 ( 正しくは「けいり」 ) 互いにわかれわかれになること。また、そむき離れること。
    1. [初出の実例]「決して乖背し睽離(キリ)したいとは願はないやうなものの」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android