瞑氛(読み)めいふん

精選版 日本国語大辞典 「瞑氛」の意味・読み・例文・類語

めい‐ふん【瞑氛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「氛」はけはいの意 ) 暗い気配。薄暗い感じ。また、幽玄な気配。
    1. [初出の実例]「氤氳たる瞑氛が散るともなしに四肢五体に纏綿して」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉三)
    2. [その他の文献]〔蘇味道‐詠霜詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「瞑氛」の読み・字形・画数・意味

【瞑氛】めいふん

日がくれる気配。

字通「瞑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android