瞠然(読み)どうぜん

精選版 日本国語大辞典 「瞠然」の意味・読み・例文・類語

どう‐ぜんダウ‥【瞠然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 あきれて見つめるさま。驚いて目をみはるさま。あっけにとられているさま。瞠若(どうじゃく)
    1. [初出の実例]「若く見ゆるに似ず職に在りしことの長きに驚き、しばし瞠然(ドウゼン)たりしが」(出典:春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉をかし)
    2. [その他の文献]〔管子‐小問〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「瞠然」の読み・字形・画数・意味

【瞠然】どうぜん

瞠乎

字通「瞠」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android