普及版 字通 「矗」の読み・字形・画数・意味


24画

[字音] チク・シュク
[字訓] しげる・まっすぐ

[字形] 会意
三直に従う。高くそびえ立つさまをいう。司馬相如の〔上林の賦〕「崇山矗矗」は山のそびえ立つさま、謝霊運の〔山居の賦〕「直陌、矗として其れ東西す」は真っ直ぐに長いさまをいう。

[訓義]
1. しげる、しげりたつ。
2. まっすぐ、ただしい、そろう。
3. 長く高い、まっすぐのびる、そびえる。
4. ひとしい、ひろい、たいら。

[古辞書の訓]
名義抄〕矗 ナホシ・トトノホル・ヒトシ

[熟語]
矗削矗豎矗聳・矗然・矗矗
[下接語]
雲矗・高矗・斜矗・上矗

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む