矢ノ方村(読み)やのほうむら

日本歴史地名大系 「矢ノ方村」の解説

矢ノ方村
やのほうむら

[現在地名]氷見市矢方やのほう

十二町じゆうにちよう潟の南部十三じゆうさん谷の平野の中央部にある。北は耳浦みみうら村、南東堀田ほりた村、南西神代こうじろ村。集落の西側を耳浦川が流れる。天正一三年(一五八五)九月一二日の矢方村田地打渡状(「御印物類旧記」菊池家文書)によると「以縄打打渡御田地之事、合九町九段小四拾八歩田畠屋敷共ニ(中略)江道塚引捨如此也」とある。正保郷帳の高一六一石余、田方一〇町四反余・畑方三反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では、草高一七〇石・免六ツ五歩、小物成は山役三匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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