矢上谷戸貝塚(読み)やがみやとかいづか

日本歴史地名大系 「矢上谷戸貝塚」の解説

矢上谷戸貝塚
やがみやとかいづか

[現在地名]港北区日吉二丁目

字谷戸の台地上にある縄文前期の貝塚を伴う集落跡。縁辺部に三ヵ所みられた。矢上貝塚ともよばれた。第二次世界大戦前から発掘が行われ、諸磯式土器の良好な資料が採集されている。昭和五二年(一九七七)の発掘では、縄文前期の黒浜・諸磯期の竪穴住居跡一五軒が発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む