20世紀日本人名事典 「矢沢孝子」の解説 矢沢 孝子ヤザワ タカコ 明治〜昭和期の歌人 生年明治10(1877)年5月6日 没年昭和31(1956)年4月13日 出生地兵庫県篠山町 経歴早くから歌を学んで新詩社に入り「スバル」に歌を発表。以後「創作」「珊瑚礁」などにも発表し、明治43年「鶏冠木」を、大正3年「はつ夏」を刊行。のち作風を一転し「あけび」や「阿迦雲」など根岸短歌会系の雑誌に関係した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「矢沢孝子」の解説 矢沢孝子 やざわ-たかこ 1877-1956 明治-昭和時代の歌人。明治10年5月6日生まれ。新詩社にはいり「スバル」に発表。「創作」「珊瑚礁」に寄稿し,のち根岸短歌会系の「あけび」「阿迦雲」に参加した。明治43年刊行の「鶏冠木(かえで)」は愛欲表現を理由に発禁となった。昭和31年4月13日死去。78歳。兵庫県出身。歌集に「はつ夏」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例