矢田前村(読み)やだまえむら

日本歴史地名大系 「矢田前村」の解説

矢田前村
やだまえむら

[現在地名]青森市矢田前

八重田やえだ村の東南平新田たいらしんでん村の西にあり、南を根小屋ねごや(原別川)が流れる。

正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の田舎いなか郡の新田に高二二・八五石とあり、貞享元年(一六八四)の郷村帳に高二九〇・九石とある。同四年の検地帳には、田方三〇町二反二畝一二歩、畑方八町六反六畝四歩、田畑屋敷合せて三八町八反八畝一六歩、村高三一一・四八五石とあり、田地が多い。屋敷地のうち一二歩は郷蔵屋敷である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android