矢面・矢表(読み)やおもて

精選版 日本国語大辞典 「矢面・矢表」の意味・読み・例文・類語

や‐おもて【矢面・矢表】

〘名〙
矢軍(やいくさ)のとき、敵の矢の飛んで来る方に向いた面。
平家(13C前)一一「矢おもての雑人原そこのき候へ」
組紐の組目の色の配置が、矢羽の形をしたもの。
七十一番職人歌合(1500頃か)五一番「組に、やおもてといふ組を、家の面に寄て、せどまで月をめぐらす心ばせ
③ 質問・非難攻撃などの集中する立場

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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