知らし召す(読み)しらしめす

精選版 日本国語大辞典 「知らし召す」の意味・読み・例文・類語

しらし‐め・す【知召】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 動詞「しる(知)」に上代尊敬助動詞「す」の付いた「しらす」に、さらに尊敬の補助動詞「めす」の付いたもの ) お治めになる。天皇が統治なさる。しろしめす。
    1. [初出の実例]「故、各依(よ)さし賜ひし命の随(まにま)に、所知看(しらしめす)中に、速須佐之男の命、命(よ)さしたまへる国を治(し)らずて」(出典古事記(712)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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