最新 地学事典 「知念層」の解説
ちねんそう
知念層
Chinen Formation
沖縄島中~南部と喜界島に分布する灰色~青灰色の石灰質泥岩・砂岩ないし砂質石灰岩からなる地層。下位の島尻層群と上位の琉球層群の中間的な岩相を示し,両者と不整合ないし整合の関係にある。単体サンゴ・コケムシ・大型有孔虫・軟体動物などの化石を産し,浮遊性有孔虫や石灰質ナンノ化石を伴う。分布は局所的で,露頭間・露頭内で層厚や岩相変化が著しい。層厚は10cm未満から最大20mを超える。堆積年代は更新世前期であるが,地域によって異なる。
執筆者:松田 博貴
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

