短促(読み)たんそく

精選版 日本国語大辞典 「短促」の意味・読み・例文・類語

たん‐そく【短促】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 時間期間がみじかいこと。時間がさしせまっていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「遍界にあらず、局量にあらず、長遠にあらず、短促にあらず。いまの生はこの機関にあり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)全機)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐送高司直尋封閬州詩〕
  3. 考えが浅く、しかもせかせかしていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「輝虎慓悍無前。而智慮短促、不久」(出典日本外史(1827)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「短促」の読み・字形・画数・意味

【短促】たんそく

せまる。

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