短毫(読み)たんごう

精選版 日本国語大辞典 「短毫」の意味・読み・例文・類語

たん‐ごう‥ガウ【短毫】

  1. 〘 名詞 〙 筆の穂が短いこと。乏しい筆力。「短毫及びがたし」などの形で、思う程をじゅうぶんに文章に表現できないことをいう。短筆
    1. [初出の実例]「短毫曾染管、長笛暁吹箛」(出典本朝続文粋(1142‐55頃)一・西府作〈大江匡房〉)
    2. 「子細雖多、難短毫者也」(出典:玉葉和歌集‐治承四年(1180)一一月五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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