矮小型(読み)わいしょうがた

最新 地学事典 「矮小型」の解説

わいしょうがた
矮小型

dwarf

動植物において,標準型の1/2程度の大きさで発育が停止したもの。巨大型の対語。環境条件の特殊な要素に結びついていることが多い。古生物の進化系列では跳躍変異・地理的変異のなかで現れることがある。更新世のゾウ類では,地中海シチリア島やマルタ島のフォーコネリゾウ(Palaeoloxodon falconeri)は肩高が90cmでポニーほどの大きさしかなく,アンチクウスゾウ(P.antiquus)がこれらの島に隔離されたことによって生じたと考えられている。また,これらの島の更新世のカバ(Hippopotamus pentlandi)も矮小型である。一般に,島や孤立した環境条件のもとでは,中・大型哺乳類は小型化する傾向があるが,それが極端になったものと考えられる。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 河村

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む