日本歴史地名大系 「石ノ上村」の解説 石ノ上村いしのうえむら 栃木県:小山市石ノ上村[現在地名]小山市石ノ上思(おもい)川西岸に位置し、南は塩沢(しおざわ)村、北は下国府塚(しもこうづか)村・萩島(はぎしま)村。石上とも記される。天正一二年(一五八四)一〇月一三日の結城晴朝禁制写(下総古文書類)に「石の上」とみえ、当地の半手が中久喜(なかぐき)城に入ったとある。慶長年間(一五九六―一六一五)小山藩領、元和五年(一六一九)下総古河藩領となり、寛文四年(一六六四)の検地帳(小野寺武夫文書)が残る。正徳二年(一七一二)幕府領となり、享保五年(一七二〇)一部が旗本鈴木領、翌六年残りが旗本富田領となり、以後二給。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by