宗門人別帳(読み)シュウモンニンベツチョウ

デジタル大辞泉 「宗門人別帳」の意味・読み・例文・類語

しゅうもんにんべつ‐ちょう〔‐チヤウ〕【宗門人別帳】

江戸時代宗門改に基づいて作成された帳簿。同時に戸籍簿としての役割も果たした。宗旨人別帳

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精選版 日本国語大辞典 「宗門人別帳」の意味・読み・例文・類語

しゅうもん‐にんべつちょう‥ニンベツチャウ【宗門人別帳】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、キリシタン制圧のため、宗門改に基づいて作成された帳簿。同時に戸籍簿としての役割も果たした。人別帳は戸籍簿であり、宗門帳は宗門改の結果を記した帳簿であり、本来は別々のものであったが、人別帳にその構成員の宗門を書きこんだので一帳となったもの。宗旨帳。宗旨人別帳。宗門帳。宗門改帳
    1. [初出の実例]「人々宗旨ありて菩提所を極め、宗門人べつ帳と名づけ、寺の印形をとる」(出典:地方凡例録(1794)八)

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百科事典マイペディア 「宗門人別帳」の意味・わかりやすい解説

宗門人別帳【しゅうもんにんべつちょう】

宗門人別改帳

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世界大百科事典(旧版)内の宗門人別帳の言及

【宗門人別改帳】より

…近世の領主が村ごとに作成させた戸籍簿的な帳簿。宗門人別帳ともいう。幕領では毎年3月に新たに作成して代官所へ提出すべきものとされた。…

※「宗門人別帳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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