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石堂竹林坊 いしどう ちくりんぼう

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

石堂竹林坊 いしどう-ちくりんぼう

?-? 戦国-江戸時代前期の弓術家。
日置(へき)流竹林派の祖。はじめ近江(おうみ)(滋賀県)吉田氏の祈願僧で,吉田重政日置吉田流をまなび,天文(てんぶん)20年印可をうけた。慶長7年ごろ尾張(おわり)(愛知県)清洲(きよす)城主松平忠吉につかえて弓術師範となり,尾張に同流をひろめた。慶長10年(1605)ごろ没したとされる。本姓は北村。名は如成。

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

石堂竹林坊

没年:慶長10?(1605)
生年:生年不詳
戦国・安土桃山時代の弓術家。竹林派の開祖。もと真言宗の僧侶で,近江国(滋賀県)吉田家の祈願僧といわれ,近江国蒲生郡須江村に住した。室町末期の乱世に直面し,吉田家に出入りして日置吉田流弓術を修行,天文20(1551)年ごろ,吉田家2代の一鴎入道から弓術印可を受けたとされる。しかし弓術に対する熱意が逆に禍して吉田家から追放され,高野山や吉野に転住した。『本朝武芸小伝』によれば,その後,清洲藩主徳川忠吉の弓術師範となり多くの弟子を育てた。竹林坊の名乗りをとって竹林派と呼ばれ,特に尾張,紀州で栄えて伝存している。<参考文献>石岡久夫『日本の古武術』

(藤堂良明)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について | 情報

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