吉田重政(読み)よしだ しげまさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田重政」の解説

吉田重政 よしだ-しげまさ

1485-1569 戦国時代弓術家。
文明17年生まれ。吉田重賢(しげかた)の子。父が創始した吉田流をつぐ。近江(おうみ)守護六角義賢(ろっかく-よしかた)につかえて,弓術の伝授をめぐってもめ,一時越前(えちぜん)の朝倉氏に身をよせる。6年後義賢にふたたびつかえ秘伝をつたえた。永禄(えいろく)12年6月10日死去。85歳。通称は助左衛門。号は一鴎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android