デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川義兼」の解説 石川義兼 いしかわ-よしかね ?-? 平安後期-鎌倉時代の武将。源義家の曾孫。河内(かわち)源氏。父義基(よしもと)のとき河内石川郡石川荘を領して石川氏を称する。治承(じしょう)4年(1180)源頼政に呼応して父とともに挙兵。平家滅亡後,石川荘に隣接する金剛寺領天野谷を押領したが,八条院からうったえられ,建久6年(1195)源頼朝の命により天野谷地頭・下司職を放棄した。通称は石川判官代(ほうがんだい)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例