石弩(読み)いしゆみ

百科事典マイペディア 「石弩」の意味・わかりやすい解説

石弩【いしゆみ】

石弓とも書く。石をのせた木をゆわえた綱を機をみて切断城壁などから敵上に石を投げ落とす仕掛。平安・鎌倉時代合戦に使用。また弩(ど)を〈いしゆみ〉とも読み,これは古代中国の遠射用強弓で,投石具としての弩機と短弓を組み合わせたもの。ヨーロッパバリスタも同系のもので,火器の出現する中世半ばまで使用された。
→関連項目カタパルト

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