石橋の・石走の(読み)いわばしの

精選版 日本国語大辞典 「石橋の・石走の」の意味・読み・例文・類語

いわばし‐の いはばし‥【石橋の・石走の】

① (川中石橋(いわばし)①は石と石との間隔が、近かったり遠かったりするところから) 「間(ま)」「近し」「遠し」にかかる。
万葉(8C後)四・五九七「うつせみの人目を繁み石走(いはばしの)間近き君に恋ひわたるかも」
地名「神名備山(かむなびやま)」にかかる。かかり方は不明。
※万葉(8C後)一三・三二三〇「石走(いはばしの) 神名備山に 朝宮に 仕へ奉りて 吉野へと 入ります見れば 古思ほゆ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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