20世紀日本人名事典 「石毛郁治」の解説 石毛 郁治イシゲ イクジ 昭和期の実業家,俳人 元・三井化学工業社長。 生年明治28(1895)年5月18日 没年昭和56(1981)年9月1日 出生地千葉県飯岡町 学歴〔年〕東京高工(現・東京工大)応用化学科〔大正6年〕卒 主な受賞名〔年〕勲二等瑞宝章〔昭和48年〕 経歴三井鉱山に入社、コークス製造の研究に従事し、昭和2年東洋高圧工業に移る。22年社長になり、折からの食糧難の要請に応えて、肥料用尿素の大量生産に踏み切った。38年会長、41年三井化学工業社長に就任し、43年に東洋高圧工業と三井化学工業を合併させ、三井東圧化学の相談役に就任した。46年退任。俳人としても有名で俳句月刊誌「同人」を主宰。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石毛郁治」の解説 石毛郁治 いしげ-いくじ 1895-1981 昭和時代の化学技術者,実業家。明治28年5月18日生まれ。昭和2年三井鉱山から東洋高圧にうつり,尿素の工業化にとりくむ。22年社長となり,肥料用尿素の大量生産を推進。38年会長。41年三井化学社長をかね,43年両社の合併による三井東圧化学の相談役となった。昭和56年9月1日死去。86歳。千葉県出身。東京高工(現東京工業大)卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by