石油元売り企業

共同通信ニュース用語解説 「石油元売り企業」の解説

石油元売り企業

原油を輸入し、ガソリン軽油灯油などの石油製品に精製し、全国で販売する企業。各地製油所でつくった製品をガソリンスタンドなどの石油販売店に卸売りしている。石油製品の輸入自由化やセルフ式スタンド解禁などの規制緩和に加え、販売量の減少傾向が重なって元売りを取り巻く経営環境は悪化。企業数は次第に減少している。製油所の再編ほか、家庭用プロパンガスなどの液化石油ガス(LPG)事業の統合課題となっている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android