日本大百科全書(ニッポニカ) 「石湾鎮」の意味・わかりやすい解説 石湾鎮せきわんちん / シーワンチェン 中国、広東(カントン)省中部、珠江(しゅこう)デルタ北部にある仏山(ぶつざん)市禅城(ぜんじょう)区の街道(行政区画)。人口15万8000(2014)。北宋(ほくそう)のころから陶磁器生産で知られ、町はかつて窯によってくぎられていた。つまり上窯は一街、中窯は二、三街、下窯は四街であった。石湾鎮の陶磁器は写実的な人形、動物などの工芸品のほか、日用品である鉢類、土管などの水利用建材、電気用部品、化学工業用部品なども生産している。[青木千枝子・河野通博・編集部 2017年1月19日][参照項目] | 仏山 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例