石田川式土器(読み)いしだがわしきどき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「石田川式土器」の意味・わかりやすい解説

石田川式土器
いしだがわしきどき

群馬県太田市米沢(よねざわ)に所在する石田川遺跡の第1種土器標式とする土器をいう。この土器は、脚台付き甕(かめ)、壺(つぼ)、坩(つぼ)、高坏(たかつき)、埦(わん)、器台などの器種からなるが、とくに脚台付き甕のS字口縁、壺にみる複口縁の手法がおもな特徴とされ、古式土師器(はじき)の範疇(はんちゅう)に入る。その分布は、北関東の利根(とね)川などの流域平坦(へいたん)地に認められ、古式古墳の分布とほぼ一致する。この土器文化は北関東の古墳文化母胎として注目される。

[松島榮治]

『石田川遺跡調査会編『石田川』(1968・石田川刊行会)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語 石田川

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む