石神郷(読み)いしがみごう

日本歴史地名大系 「石神郷」の解説

石神郷
いしがみごう

現在の神保原じんぼはら町辺りに比定される。正応元年(一二八八)一〇月二〇日の関東下知状写(武蔵古文書)によれば、鎌倉幕府は「武蔵国石神郷塚村内田地」を私姫若に安堵しているが、これは弘安五年(一二八二)八月一五日に亡父私光方から譲与されたものであった。永享一二年(一四四〇)一〇月一三日、鎌倉府は「賀美郡石神村内桜堂在家」に対する青木山城守の押妨を退け、下地を鎌倉円覚寺塔頭黄梅おうばい院の雑掌に沙汰付けることを武蔵国守護代長尾景仲に命じている(鎌倉府奉行人連署奉書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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