日本歴史地名大系 「石馬谷古墳」の解説 石馬谷古墳いしうまだにこふん 鳥取県:西伯郡淀江町寺内村石馬谷古墳[現在地名]淀江町福岡小枝(こえだ)山の山腹斜面に立地する前方後円墳で、全長六一・二メートル、後円部径三四・五メートル、高さ七メートル。葺石を二段にめぐらし段築成されている。外部に円筒埴輪、朝顔形埴輪、人物・盾形の形象埴輪をもつ。後円部が前方部に比べ異常に高く、古式の墳形を呈する。近年試掘調査され、須恵器坏・高坏・脚付小持壺などが検出され、六世紀後半の築造と考えられる後期古墳である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by