砂久保村(読み)すなくぼむら

日本歴史地名大系 「砂久保村」の解説

砂久保村
すなくぼむら

[現在地名]川越市砂久保

すな新田の西、武蔵野台地上に立地。砂窪とも書く。天文一五年(一五四六)小田原北条氏方から川越城を奪還するため上杉憲政などの軍が「砂窪」に陣を置いたという(小田原編年録)。その場所は字見付みつけ付近とされている(川越の地名報告書)。しかし当時は一面の原野と考えられ、古くは竹原と称されていた地という(風土記稿)。川越藩主松平信綱の武蔵野開発により成立した村で、幕末まで同藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む