砂茶碗(読み)スナヂャワン(その他表記)sand collar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「砂茶碗」の意味・わかりやすい解説

砂茶碗
すなぢゃわん
sand collar

軟体動物門腹足綱タマガイ科の卵嚢の俗称。なかでもツメタガイの卵嚢は直径 10cmもある大型で,しかも砂浜によく打上げられるので,それをさすことが多い。砂泥を粘液で固めた薄い皮状で,外観が茶碗を伏せたような形をしているのでその名がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む