砒デクロワゾー石(読み)ひデクロワゾーせき

最新 地学事典 「砒デクロワゾー石」の解説

ひデクロワゾーせき
砒デクロワゾー石

arsendescloizite

化学組成PbZn(AsO4)(OH)の鉱物。直方晶系,空間群P212121,格子定数a0.6075nm, b0.9358, c0.7364,単位格子中4分子含む。板状結晶のバラの花弁状,微細な葉片状結晶の皮殻状集合。淡黄色,透明~半透明,亜金剛~土状光沢。劈開なし。硬度4,比重6.57(計算)。屈折率α1.990, β2.030, γ2.035, 2V(-)~30°,光分散rvデクロワゾー石グループの一員で,少量のCa, Fe, Cu, Cdなどを含む。ナミビア,Tsumebの多金属硫化物鉱床の酸化帯に珪亜鉛鉱・輝銅鉱・ミメット鉱ゲーサイトなどを伴う。中国からも発見。日本では宮崎県西臼杵郡高千穂町土呂久鉱山からミメット鉱・白鉛鉱などとともに産出。名称はデクロワゾー石のAs置換体の意。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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