研出す(読み)トギダス

デジタル大辞泉 「研出す」の意味・読み・例文・類語

とぎ‐だ・す【研(ぎ)出す】

[動サ五(四)]研ぎ磨いてつや模様などを出す。「木目を―・した杉戸

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精選版 日本国語大辞典 「研出す」の意味・読み・例文・類語

とぎ‐だ・す【研出】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 研ぎみがいて、つやを出す。
    1. [初出の実例]「とき出すか外山に白き霜の剣〈可友〉」(出典:俳諧・詞林金玉集(1679)一四)
    2. 「其の本意が曇ってゐる。是をどうぞ磨ぎ出して、元の美麗しい心に成たいものでござる」(出典:古道大意(1813)下)

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