研究開発管理(読み)けんきゅうかいはつかんり(その他表記)R&D management

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「研究開発管理」の意味・わかりやすい解説

研究開発管理
けんきゅうかいはつかんり
R&D management

特定のアイデアを生み出し,それを製品 (サービス) に仕立てていく全過程のマネジメントをいい,研究 (R) と開発 (D) との2つのマネジメントから成る。企業活動の管理では,生産や販売の管理と並ぶ一機能分野の管理であるが,時代とともにその役割は大きくなっている。新技術や新製品 (新サービス) の,競争に与える意義が大きくなっているからである。研究と開発とでは,従来川下の開発にウエートが置かれる傾向があったが,最近徐々に川上にウエートが移ってきている。自社内で新しい技術の芽 (シーズ) を作っていくことが競争上必要になったからである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む