砲石(読み)ほう(はう)せき

普及版 字通 「砲石」の読み・字形・画数・意味

【砲石】ほう(はう)せき

投石。機石。晋・潘岳〔閑居の賦〕谿子(南方住民の柘弩(しやど))黍(良弓)、(けん)(機の弩)を異にしを同じうす。石、雷のごとく(おどろ)き、激矢、(あぶ)のごとくに飛ぶ。

字通「砲」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の砲石の言及

【石火矢】より

…初め16世紀中ごろポルトガルから伝来した大砲〈仏狼機〉に対する呼称であったが,のち大砲一般の名称となった。銅発熕(はつこう),砲石,西洋砲ともいう。火薬の力で大小の石,鉛,鉄製弾丸を発射する滑腔式大砲で,初めは後装式が多いが,17世紀から前装式が増える。…

※「砲石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android