破口(読み)やぶれぐち

精選版 日本国語大辞典 「破口」の意味・読み・例文・類語

やぶれ‐ぐち【破口】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 破滅におちいるいとぐち。だめになるはじめ。
    1. [初出の実例]「いらざる盛(ぜい)をやって無用の奢〈略〉つゐには八島の破(ヤブ)れ口にあはるべし」(出典浮世草子傾城色三味線(1701)大坂)
  3. 破れかぶれになって行なう手段
    1. [初出の実例]「其方の巧を仕損、詮方なさの破れ口。先そっちから白状召れ」(出典:浄瑠璃・伽羅先代萩(1785)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む