デジタル大辞泉 「破殻」の意味・読み・例文・類語 われ‐から【▽破殻/割殻】 端脚目ワレカラ科の甲殻類の総称。海産で、主に海藻の間にすむ。体長数センチの細長い円筒形で、胸部は7節からなり、第3、4節を除く各節から細長い付属肢が一対ずつ伸びる。第2節のものははさみ状。名は、乾くと体が割れることによる。古くから和歌の題材とされ、多く「我から」に言いかけて詠まれる。《季 秋》「我われからの音を鳴く風の浮藻かな/松宇」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例