破殻(読み)ワレカラ

デジタル大辞泉 「破殻」の意味・読み・例文・類語

われ‐から【破殻/割殻】

端脚目ワレカラ科の甲殻類総称海産で、主に海藻の間にすむ。体長数センチの細長い円筒形で、胸部は7節からなり、第3、4節を除く各節から細長い付属肢が一対ずつ伸びる。第2節のものははさみ状。名は、乾くと体が割れることによる。古くから和歌題材とされ、多く「我から」に言いかけて詠まれる。 秋》われからの音を鳴く風の浮藻かな/松宇

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む